自分をまるごと受け入れると、前進する力が湧いてくる
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こんにちは。
Fumiko です。
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ふとしたときに、
過去の苦い記憶がよみがえってきて、
「ああ、わたしって本当にダメなやつ!」
「まったく、どうしようもないバカだ!」
「嫌ねえ。あきれるわ」等々。
こんな言葉が口をついて出ることはありませんか。
こんな言葉を他人に向けて放ったら、
大変な怒りをかってしまうでしょうに。
自分にはとても厳しくしてしまいます。
………………………
わたしも、以前は昔のことを思い出して、
よく自分を罵っていたものです。
ところが、ある日気づきました。
たしかに昔の記憶は恥ずかしいものです。
あのとき、自分は未熟だった。
なぜ、あんなバカことを言ってしまったのか。
愚かなことをしてしまったのか。
・・・・・
そう思うということは、
今はいたく反省しているということです。
自分が成長していなければ、
昔のことを思い出しても、
自分を罵るのではなく、
きっとほかの人を責めたり非難したり
していることでしょう。
今の自分は、あの頃の自分にくらべて、
少しでも成長しているということなのではないか。
そう思い至ったのです。
………………………
少しの間、目を閉じて、
幼い頃からの記憶を映画のように、
脳裏のスクリーンに映し出してみましょう。
楽しい記憶よりも、
思い出すのも辛い記憶のほうが
多いかもしれません。
でも、幼時から今の年齢まで、
あなたはこれらの体験をくぐりぬけて来ました。
あなたはこの映画のストーリーを体験しながら、
今までの人生を生きぬいて来たのです。
それって、ひょっとして
すごいことかもしれません。
あなたはダメなやつでも、
バカでもありません。
あきれる人でもありません。
………………………
スクリーンに映し出されているのは、
そのときそのときを未熟なままに
一生懸命に生きてきた自分自身です。
それなのに、
その自分をけなしたり罵ったりしたら、
スクリーンの中の自分は
どんな表情になっていますか。
・・・・・
ほら、その子は傷ついた様子で
うつむいてしまいましたよ。
けなしたり罵ったりするかわりに、
自分にもっと優しい言葉をかけてみませんか。
「つらかったね」
「悲しかったね」
「恥ずかしかったね」
「でも、よく頑張ってきたね」
そんな言葉をかけられたら、
スクリーンの中の自分は
どんな気持ちになるでしょう。
ずいぶん元気になっていませんか。
過去の自分を否定すると、
かえって過去に捉われてしまいます。
やっぱり、わたしはダメな人間なのだと落ち込んでしまい、
前進するために必要なエネルギーを削がれてしまうからです。
逆に、過去をそのまま受け入れると、
不思議なことに前に進む力が出てきます。
過去の自分に共感し受け入れると、
心が暖まり癒され、
また歩き出すエネルギーが湧いてきます。
安心して前に進むことができるのです。
よりよい未来を生きるための第一歩は、
まず過去の自分をまるごと受け入れることなのです。😊
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