思考の現実化 / 思考のエネルギーはすごい!
こんにちは。
Fumiko です。
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今までブログに書いたことがなかった話です。
というのも、こんなことを書いたら読者を怖がらせてしまうのではないかと危惧していたからです。
でも、逆の見方をすれば、「それだけわたしたちの思考には創造力があるということ」だと思い直しました。
というわけで、書いてみます。
もう14、5年も前の話になります。
また、夫の病気の話になりますが、夫は脳出血で倒れ、9か月もの間リハビリのために入院していました。
夫は右脳に出血したので、運動機能にかなりの障害が出ました。
毎日、リハビリ訓練を見学していましたが、周囲の患者さんはPTさんに支えられながらスッスッと歩き出すのに (当時のわたしの目にはそんなふうに見えたのです)、 夫は最初の一歩がなかなか踏み出せませんでした。
見ているうちに、わたしの心は焦燥感でいっぱいになってきました。
「一体いつになったら歩けるようになるの?」
わたしは、暗澹とした気持ちで家に帰り、居間にたたずんでいました。
そのうち、こんな凶暴な思いが腹の底からこみ上げてきたのです。
わたしは、心の内でこう叫びました。
「〇〇 (夫の名前) が歩けるようになるのなら、物なんかみんな壊れてもいい!」
そうしたら、わたしの周囲で次から次へと物が壊れはじめたのです。
まず電話が故障し、パソコンが壊れ、大きなパイレックスのサラダボールが台所の床に砕け散り、(忘れてしまいましたが) たぶんガスか水道のメーターもおかしくなったと思います。
極めつけは、目の前でバスのドアが壊れたことです。
バスのドアって、そんなに壊れるものですか?
運転手さんは、慌ててドアを半開きにしたまま、バスを発進させました。
わたしは、自分の目の前で壊れたバスのドアを見て、さすがに気づきました。
これらの現象を起こしているのは自分だと。
当時のわたしは、すでに前世療法を受けてはいましたが、まだヒプノの勉強をしているわけでもなく、それほどスピリチュアルに詳しいわけでもありませんでした。
でも、わたしが「・・・物なんかみんな壊れてもいい!」と心の中で叫んだとき、その思いの強さ、エネルギーの強さは相当なものでした。
そのことに気づいたのです。
わたしは、半開きのドアのまま去っていくバスの後ろ姿を見送りながら、今度は心の中でこう叫びました。
「分かった。もう止めて!」
物の破壊現象は、そのときを境にピタリと止まりました。
「〇〇が歩けるようになるなら、物なんかみんな壊れてもいい!」
何と破壊的で勝手な言いぐさでしょうか。
自分の利益のためには、他人の迷惑なんかそっちのけ。
それに、なぜAを手に入れるために、Bを犠牲にしなければならないのでしょう。
この考え方は、「何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない」という思い込みから来ているのでしょう。
何かを犠牲にしなくても、欲しいものを手に入れることはできるはずです。
わたしは、天に向かって「〇〇が歩けるようにして!」とただ素直にお願いすれば良かったのです。
次々とわたしの周囲で物が壊れたのは、ハイヤーセルフがわたしを戒めるために、起こした現象と受け取ることもできます。
でも、やはり思考にはエネルギーがあり、それは現実化するのです。
しかも、強いエネルギーをともなって放たれた思考なので、現実化するのも早かったのではないかと思います。
このことを今思い出して、思考のエネルギーのすごさを実感します。
わたしたちが日々放つ思考が、わたしたちの現実を創造していきます。
わたしたち人間には、すごい創造力が備わっているのですね。
この続きは、こちらです。
思考の現実化 / みんなすごい創造力を持っている(*^^)v
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