もうプライドという分厚い鎧で自分を守らなくてもいい
こんにちは。
Fumiko です。
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自尊心とプライドは、似ているようですが、実はかなり異なる心の状態です。
自尊心は、意識の→が自分に向かっている状態であり、自分だけで充足しています。
「わたしは、ありのままの自分でいい」と自分を認め愛し大切にしています。
だから、心が安定し、自分に自信をもっています。
プライドは、意識の→が外に向かっている状態で、他人の承認を必要としています。
「わたしは、このままの自分でいい」と自分を認めることができないので、心はいつも不安にかられています。
いつも他人と自分を比較し、自分を大きく強く見せるために、お金や地位や名誉を手に入れようと必死です。
でも、この状態を保ちつづけることは大変です。
つねに緊張していなければならないので、疲れますね。
つまり、自尊心は裸で気持ちよく日光浴している気分であるのに、一方のプライドは暖かい陽ざしの下で分厚い鎧を着て頑張っているようなものです。
生まれたときは、みんな裸の可愛い赤ちゃんでした。
でも、育っていく過程で自尊心を傷つけられる経験をたくさんしてしまうと、自分を認め愛することができなくなってしまうのです。
だから、「自分を愛し大切にしよう。自尊心を持とう」と言われても、かつてのわたし自身もそうでしたが、「ではどうしたら?」と呆然とするばかり。
いくら意志の力で「自分を愛し大切にしよう」と思っても、そうできないのは意志が顕在意識 (わたしたちが意識できる意識) にあり、記憶や感情は潜在意識にあるからです。
ヒプノセラピーは、潜在意識にアクセスして行う心理療法です。
ヒプノセラピーの年齢退行セラピー、インナーチャイルドセラピーは、低下してしまった自尊心を回復していくセラピーとも言えます。
トラウマとなっている過去に戻り、そのときのつらい感情を解放し、「そのとき自分は子どもだったけど、自分にできることを精一杯やって頑張ってきたのだ」と自分自身を受け入れることで、自分を認め愛し大切にすることできるようになります。
つまり、自尊心を回復していくのです。
自尊心が回復してきたら、プライドという分厚い鎧で自分を守る必要もなくなります。
もっと自然体でリラックスして生きることができるようになるのです。(*^-^*)
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