超意識ヒプノセラピー (催眠療法)  & 目覚めのプログラム

前世療法ってこんな感じ / いつの間にか対人恐怖が消えていた

2024/04/08
 
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Fumiko 心理セラピスト。生きづらさに悩む方たちがトラウマを解放し、本来の自分を取り戻し、最高の自分を表現して生きることができるよう導くナビゲーター。
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こんにちは。

渡辺 富美子です。

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「目覚めのセラピー」

 

応援ありがとうございます。

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この記事では、前世療法を受けると、どんな効果や変化があるかについてお伝えしています。

参考にしてくださいね。

 

目次

 

 

 

前世の長い旅から戻ったわたしは、リクライニング・チェアの上で目覚めた。

目覚めたとたん、手足がひどく痺れていることに気づいた。

「深い催眠に入っていましたね」とセラピストが言った。

意識はずっとあったのに、わたしはかなり深い催眠状態に入っていたらしい。

 

しかし、催眠から覚めてみると、セッション中に体験したことはすべて自分の夢や空想から出てきたことのような気がした。

同時に、自分の実力を考えることもなく大言壮語したような気がして、恥ずかしくなった。

「小説を書きたいなんて言ってたけど、本当はあまり自信がないんです」

わたしは、痺れた手をさすりながらつぶやいた。

「自分の潜在意識を信じるんだよ」

見上げると、驚くほど真剣なセラピストの顔があった。

 

そうだ、自分の潜在意識を信じるのだ。

今、自分が見た映像も頭の中に響いてきた声も、けっして夢や空想ではないのだ。

それは、実際に起こったことであり、魂に刻まれた記憶なのだ。

セラピーの中で湧きおこった怒りや悲しみや後悔の感情も、たしかに前世で体験したものであり、記憶とともに深海の底から浮上し意識の表面に上ってきたものなのだ。

 

時刻をたずねると、もうすぐ7時になるところだった。

セラピーの終わる予定時刻である5時半はとっくに過ぎていた。

わたしは、そんなに長い時間、前世の旅に出ていたことに驚いた。

「2、3日後にとてもいい気持ちになりますよ」

そう言いながら、セラピストはセッションを録音したテープを渡してくれた。

 

※ 当時は、まだテープとカセットデッキの時代だったので、セラピストがセッションを録音してくれたのです。

でも、今は様々な録音機材が出回っているために、セッションの録音はクライアントさんにお任せしています。

 

 

翌朝、家族を送り出したあと、わたしはセッションの録音テープを聴いてみました。

すると、わたしはセッションの半ばまで聴かないうちに、涙が溢れるどころか大泣きしてしまいました。

 

ピエールの前世は、罪を償うために人々を救って歩いた挙句に処刑されるという悲劇的なものでした。

でも、「どんな目的でこのような人生を生きようとしたのか」と問われて、「魂を高めるため」とわたしは答えたのです。

 

魂は自らを高めるために、こんな悲劇を体験することも厭わないのだ。

魂ってすごいことをするんだなあ。

では、どんな人生も徒労ではなく、生きる意味と甲斐があるのだ。

 

それまで、わたしの心を苦しめてきたのは、「人生は徒労ではないか、生きる意味はあるのだろうか」という疑問でした。

ですから、そう分かったことが、わたしの心を激しく揺すぶったのです。

 

この三次元の世界の外には、次元を超えた無限の世界が広がっています。

そして、三次元の世界で生きる意味も甲斐も、次元を超えた世界から見て、はじめて知ることができるのです。

 

わたしは、それまで三次元という世界の中に押し込められているような気がしていました。

それが、わたしの生きづらさの原因のひとつだったと思うのですが、前世療法という時間と空間を超える旅をしたことで、次元を超えた世界とつながっていることを実感することができるようになったのです。

それは、わたしにとって大きな安らぎであり救いであり、解放でした。

選ばれた魂も選ばれない魂もない。みんな神の愛へと戻っていく。

 

この前世療法が転換点となり、わたしの人生は大きく変わりました。

それまで、わたしは「自分は徒労にすぎない人生を生き、惨めに死んでいくのだ」と思い込んでいたのです。

でも、わたしの幸福感は、セッションを受けたあと2、3日後だけでなく、数か月もつづきました。

そして、わたしはいつの間にか人が怖くなくなっていることに気づいたのです。

 

わたしの両親は、仲が悪く毎日々々喧嘩ばかりしていました。

そこに祖父母が加わって、わが家はまるで戦場のようでした。

 

おまけに、わたしは学校が大嫌いでした。

小学校に上がったときの緊張感は、はなはだしいものでした。

わたしは、無邪気に遊び回る同級生たちを、なんであんなに楽しそうなのかと不思議な思いで眺めていました。

わたしは、ちっとも無邪気じゃない子どもだったのです。

 

そんなわけで家にも学校にも居場所がなく、わたしはどんどん心を閉ざしていきました。

中学校時代のわたしは、緊張のあまり心も身体もコチコチで、まるでロボットのようでした。

でも、親にはそんな子どもの様子に気づく余裕もなく、自分でもおかしいと分かってはいても、当時のわたしにはどうしようもなかったのです。

 

高校時代になると、わたしは哲学や潜在意識に関する本から、自分を救う手段を見つけようとするようになりました。

「マーフィーの法則」など潜在意識に良い暗示を入れていく方法は、表面的には効果のあるものでしたが、心の奥深くにある「人に対する恐怖」が消えることはありませんでした。

この対人恐怖は、結婚し子どもを生んでからも、そして前世療法を受けた52才のときまでずっと続いていました。

それが、人と話すときには必ず胸が絞めつけられるような感覚があったのが、いつの間にか消えていたのです。

不安、対人恐怖、あがり症、大波小波に揺れ動く心の下には無限の大きな愛がある。

 

 

「あれ?ふつうに話している」自分を発見したとき、わたしはそれまで自分自身をどんなふうに見ていたかに気づきました。

それまで、わたしは自分自身を「なんだか気味の悪い人間」「罪深い人間」「わたしは魔女なのではないか」などと思っていたのです。

そんなわたしにとって、世間の人々は自分を「白い目で見る存在」「なぜか憎み糾弾してくる存在」とまで思い込んでいたのです。

 

すごい被害妄想ですが、これは人を救って歩いた末に処刑されたピエールの前世と重なります。

貧しい人々を救って歩いたピエールは、その人々から罵声を浴びせられ石を投げられ、処刑されたのです。

その人々の気持ちを分かっていながらも、ピエールは、心が無念と恐怖でいっぱいのまま、死んでいったことでしょう。

 

若い修道士を救うことができなかったという無念さと人々に対する恐怖は、魂の記憶として刻まれ、今生まで何世紀も持ち越してきたのです。

そのトラウマが、前世療法によりつらい記憶と感情を再体験することで、ようやく解放されたのでしょう。

「繰り返すパターン」に気づくと、人生はもっと自由で楽しいものへと変わる

 

「人が怖くなくなった」わたしは、自分に自信がもてるようなりました。

それまで人と話すときは、心の奥に怯えがあったために構えてしまう自分がいました。

でも、前世療法を受けてからは、不思議なくらい人と気楽に話せるようになりました

 

わたしは、また「自分を幸せにすること」「自分の好きなこと」を追求するようにもなりました。

それまでのわたしは、対人恐怖があったために子どもに対して良い母親でなかったことに、大きな負目を感じていました。

 

でも、このような自己犠牲的精神では、家族も自分も幸せになるはずもなく、かえって不幸の泥沼にはまり込んでしまいます。

セラピストはセッションの中でこのような言葉を言ってくれました。

 

それぞれが自分の課題をやり、自分の人生を切り開いていくことが、自分の務めなのだ。

自分が好きなことをどんどんやっていくと、幸せになる。

自分が幸せになれば、周りが幸せになる。

 

このセラピストの言葉が、わたしが自分に禁じていた制限を外してくれたのです。

わたしは、過度に息子のことを心配せず、息子の生きる力を信頼しようと思うようになりました。

「わたしも幸せになっていいんだ」

この言葉が、わたしを前に進ませてくれたのです。

わたしたちはみんな「完全な安心」と「無限の愛」の世界に戻ろうとしている魂です。

 

 

間もなく、わたしは小説を書き始めました。

セッションの中で「小説を書きたい」といった自分の言葉を実行しようと思ったのです。

ピエールの前世に感動したわたしは、当時の時代背景を調べながら、2年近くかけて「ピエールの物語」を書き上げました。

コンクールに応募しましたが、あえなく落選。(笑)

 

でも、「あなたが書いたもので救われる人がいれば、ひとりでもいいよね」というセラピストの言葉どおり、わたしの書いた小説を、丁寧に熱心に読んでくれる友人がひとりいました。

友人には、今あらためて深い感謝の念を覚えています。

 

ついでになりますが、わたしはそれまで遅刻する夢を頻繁に見ていました。

それが、小説を書き上げてから見なくなったのです。

結果はどうであれ、やはり行動することが大切なのですね。

 

その後、家族の病気と数年の介護を経たあと、ヒプノセラピーの勉強を始め、現在のわたしはヒプノセラピストとして活動しています。

振り返ると、対人恐怖に苦しんだ前半生も家族の介護も、何ひとつ無駄はなかったことを実感しています。

すべてが魂の目的を達成するために必要な準備だったのかもしれません。

 

 

わたしは、小説を書くかたわら、その間に40回以上もの自分の前世を見ていきました。

一度、前世療法を受けたのだから、やり方も催眠に入った感覚も分かると思ったのです。

セラピストからセッションを録音したテープと一緒にいただいた「リラクゼーション」のテープを使い、自己催眠に入り見ていったのです。

 

わたしは、ランダムに40回以上の前世を見たあと、もう一度年代が古い順から見ていきました。

記録を照らし合わせてみると、ほとんどの内容が一致していました。

前世があることは証明できないものの、前世の記憶はたしかに潜在意識に保存されているということでしょう。

 

 

当時のわたしは、自分の前世の年表まで作ってしまうほど前世というものに夢中になっていましたが、今はこう考えています。

「それらは魂の記憶にすぎないのだ」と。

 

どんな王侯貴族、美男美女に生まれ、富と権力をもっていた前世が出てきたとしても、それは今ここに存在しない、夢のようなもの。

また、どんな貧しく不遇な前世が出てきたとしても、同様です。

前世というものは、すべて魂が「こんな人生を体験してみよう」と計画し、制作監督主演した映画のようなものなのです。

 

これらの多彩な映画に主演した俳優女優に「あなたは、あの映画の主人公そのものなのですか」と問いかけたら、何と答えるでしょう。

きっと「いいえ、わたしはそんな人間ではありませんよ」と答えることでしょう。

本当の自分は、前世という映画のどの人物でもありません。

だから、どんな前世にも捉われる必要はないのです。

 

ただ問題なのは、前世の記憶と結びついているネガティブな感情が潜在意識にひそんでいて、否応なく今の人生に「生きづらさ」という形で影響を与えていることです。

前世療法の目的は、潜在意識にある怒りや不安や怖れなどのネガティブな感情を解放し浄化し、今の人生をより生きやすい幸福なものにしていくことです。

 

わたしたちの魂は、意識せずとも本当の自分である「本源の愛」に戻っていくことを目指しています。

前世療法でネガティブな感情を解放し浄化することは、魂が「本源の愛」へと戻っていく、ひとつのプロセスと言えるでしょう。

「もういい加減この感情手放してよ」魂はあなたの背中を押しています。

 

1~10までは、こちらをご覧ください。

前世療法ってこんな感じ / わたしは魔女狩りに遭っていた

 

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