イジメによるトラウマは癒せる / 回復のプロセス　③

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こんにちは。

Fumiko です。

～～～～～～～～～

「イジメによるトラウマは癒せる」③です。

 

 

宇宙法則だの、神のみぞ知るなどと言われても、

イジメた側の人間が何の痛みも感じることなく、

しゃあしゃあとしているのを見ると、

イジメられた側としては、

ハラワタが煮えくり返る思いがすることでしょう。

 

でも相手に対する憎しみに捉われていると、

人生はそこから一歩も進みません。

 

むしろ、放った憎しみのエネルギーが

自分に返ってくると、二重の損になります。

 

イジメた人間を見返す一番いい方法は、

自分がトラウマから回復して元気になること、

本当の自分を取り戻すことです。

 

勇気を出して、自分を癒すことに

取り組んでいただきたいと思います。

 

いつからでもtoo lateということはありません。

なぜなら、トラウマは解消されないかぎり、

何十年経っても心の奥で疼き痛みつづけ、

あなたの人生に影を落としつづけるからです。

 

………………………

 

イジメのトラウマに捉われているとき、

心は自分の周囲に築いた壁の内側で震えています。

 

外の世界には自分を傷つける敵がいっぱい。

たとえイジメは過去のものでも、

心はイジメの真っただ中にいます。

 

心はまだ戦闘態勢の中にいて、

必死で自分を守ろうとしているのです。

 

でも、壁は自分を守ってくれると同時に、

自分と外の世界を隔てています。

 

自分で作った壁なのに、

心はその壁の内側で、

外の世界と切り離された

孤独感に倦んでいます。

 

わたしはおかしいのか。

わたしはどこか悪いのか。

わたしは間違っているのか。

わたしは人と違っているのだ。

 

壁の内側には、つねに自己不信の声が響いています。

 

………………………

 

人は自分の信念を外の世界に現実化していきます。

 

イジメのトラウマがある場合、

潜在意識に居座っているのは、

大方このような信念だと思います。

 

・自分はどこかおかしい。

・自分は人から愛され大切にされる価値がない。

・人は怖いもの。

・人は信用できないもの。

 

このような信念は

けっして自分を幸せにしません。

 

自分を幸せにしない信念を、

外の世界に映し出し現実化するので、

その信念はさらに強化されます。

 

自分の生きる世界は鏡の部屋。

 

ということは逆にいえば、

この悪循環から脱け出すためには、

「自分を幸せにしない信念」を

「自分を幸せにする信念」に変えればいいのです。

 

………………………

 

トラウマからの回復は、

次のプロセスを経て進みます。

 

・自分がそのような体験をしたことを認める。

・辛い感情を解放する。

・記憶を書き換える。

・なぜその体験が必要だったのかを、魂の観点から理解する。

 

そして、トラウマを解放していくと、

わたしたちの心は次のような変化をたどります。

その変化については次回につづきます。

 

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