「明鏡止水」KAMIWAZAをひも解く。うーん、深い。

こんにちは。
Fumiko です。
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昨夜、風呂上りのあとBSプレミアムの「明鏡止水」という番組をぼんやり見ていたら、引き込まれました。
司会は岡田准一とケンコバ。
武術のKAMIWAZA(神業)を紐解くというテーマで、合気道、護道、くの一、武道の代表者たちが護身のテクニックを見せてくれました。
その技の見事さに見とれていたのですが、「うーん、深い」と思いました。
武術における護身の基本は、こういうことではないかと思います。
・相手の気を感じ取る。
・闘わない。
・相手の力を利用し、相手を無力化する。
力に力で対抗しようとすると、激しいぶつかり合いになり多大なエネルギーを消耗します。さらに続けようとすると相手はもっと力をつけてきます。
これは、武力や戦力においても人間関係においても人間対自然の関係においても言えることだと思います。
武力戦力については、人類のたどってきた戦争の歴史を見ればよく分かります。
人間関係においては、夫婦喧嘩なんか一番分かりやすいと思うので、わたしなりに夫婦喧嘩を例にとって考えてみました。
・相手の動きを読むのではなく、相手の気を感じ取る。
動きを読むとは、自分の予想という主観が入る。
気を感じ取ることには主観が入らず、ただ感じ取るだけ。
これは相手の言葉に反応するのではなく、相手がなぜそのようなことを言うのか相手の言動の下にある心を感じ取るということだと思います。
相手が強がったり、偉そうなことを言うのは、なぜか。
相手の心を感じてみる。
すると、相手の満たされない思いやせつない感情が伝わってきます。
・闘わない。
逃げることができる距離にあるときは、まず逃げる。
相手が力でかかってきたとき、闘おうとすると相手はもっと強くなる。
夫婦喧嘩しているとき、相手に勝とうと言い返すと、相手はもっと怒って言い返してきますね。
エスカレートすると、相手は口だけでなく暴力に訴えてくることにもなりかねません。
・受け入れる。
逆らわず、相手の動きに自分の動きを合わせる。
相手を否定するのではなく、「分かったよ」とまず受け入れる。
すると、相手は怒りの鉄拳をおろさざるを得なくなります。
・調和する。
相手の力 (エネルギー) と自分の力 (エネルギー) を足して、次の新しい動きを作り出し、相手を無力化する。
夫婦関係で相手のエネルギーと調和するとは、相手に感謝し、相手の良いところを認めるということでしょうか。
夫婦は、一番身近にいるゆえに、一番良いところが見えにくい相手とも言えます。
つい相手の欠点をずけずけ言ってしまいますが、本当はパートナーに認め褒めてもらったら、これほど嬉しいことはありませんね。
だって、包み隠しようのない裸の自分をもっともよく見ている相手が夫婦なのですから。
腹立たしい感情はまだあるものの冷静になり、夫に「ありがとう」と感謝し、夫の良い点を褒めてあげると、夫の怒りは無力化します。
そして、夫はあなたのために一生懸命働いてくれます。
本当です。この実験ぜひやってみてください。(笑)
ただ、夫婦喧嘩といってもDVに発展している場合には、まず逃げることでしょう。
夫婦関係、人間関係においては、止めたほうがいい、逃げたほうがいいという場合もたしかにありますね。
深い・・・しかし、ケースbyケースというところに落ち着きました。😊
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