白黒思考 / インナーチャイルドが傷ついているかもしれません
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こんにちは。
Fumiko です。
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思いどおりに行かなかったり、
何かできないことがあったりすると、
「ああ、自分はダメな人間だ」とか、
「お先真っ暗だ」とか落ち込んでしまうことはありませんか。
「すべて」か「ゼロ」、「良い」か「悪い」。
このように否定的で極端な考え方を
「白黒思考」と言います。
人生いろいろな事が起こり、
思ったようにいかないことも多々あります。
白黒思考の場合、
ちょっとした障害に出遭っても、
パニックに陥ってしまいがちです。
でも、世の中は白か黒だけではありません。
グレーゾーンというものがあり、
こちらのほうが大勢を占めているのです。
………………………
たとえば、失恋したとします。
白黒思考があると、
「わたしの人生はもうおしまいだ」とか、
「もう誰も愛せないし、誰もわたしを愛してくれないだろう」
などと悲劇的な考えに捉われるかもしれません。
そんなふうに考えると、絶望的な気持ちになってしまいますね。
でも、失恋をこんなふうに考えることもできるのではないでしょうか。
・もっと別の素晴らしい出会いが待っているかもしれない。
・失恋の痛みはつらいけれど、いつか人生の肥やしになる。
・恋愛に注いでいたエネルギーを、自分のやりたいことに注ぐことができる。
・自分の思考と行動のパターンに気づき修正するチャンスかも。
人生の先には何が待っているかわかりません。
こんなふうに別のポジティブな考えを採用すると、
必然的に幸せな方向へと向かっていくことでしょう。
…………………
白黒思考になってしまう原因については、
いくつかあるようですが、
やはり幼少期の育ち方が大きく影響していると思います。
子どもが安心や愛情を感じられない家庭で育つと、
子どもはいつも緊張していなければなりません。
子どもの心はいつも不安や心配に揺れ動いています。
いつ何が起こるか分からない危険な環境では、
「OK」か「ダメ」、「すべて」か「ゼロ」、
こんな極端な反応しかできなくなるのも無理のないことです。
機能不全家族の中で育つと、
白と黒のほかにグレーゾーンがあることに
気づく余裕がないまま大人になってしまうのです。
……………………
では、どうしたらもっと柔軟な思考ができるようになるでしょうか。
・まず、自分がどんな考え方をしているかに気づくことです。
自分が気づかないと、変えることはできないからです。
・焦らずに立ち止まり、もっと別の見方はないかと探すことです。
「そうではないかもしれない」
「ほかにも方法や道はあるかもしれない」
と自分に語りかけてください。
物事には、必ず2つ以上の見方があると心しましょう。
・白黒思考の根本的な原因となっている
傷ついたインナーチャイルドを癒すことです。
インナーチャイルドが傷ついたままだと、
思考回路を変えるのは難しくなります。
でも白黒思考を生み出した原因を癒すと、
つらい感情が解放されるので、
思考回路は変えやすくなります。
…………………………
わたしもアダルトチルドレンの例に漏れず、
白黒思考の結果、
昔はよく落ち込んでいました。
「ああ、もうダメだ」とか「もうおしまいだ」とか
つい思い込んでしまうのです。
でも、今は焦っているなと気づいたら、
いったん保留しておきます。
そして、自分の内側つまりハイヤーセルフとつながり、
「どうしたらいい?」とか「ほかに方法はない?」とか
訊いてみます。
すると、それまで気づかなかった
別の見方や考えが降りてきます。😊
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