性格の悩みを解消する方法　その2

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こんにちは。

渡辺　富美子です。

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前回のつづき、

否定したり嫌悪したりしている

自己イメージの外し方です。

 

そのためには、

自分がもう要らないと思う

自己イメージのレッテルを外し、

遠くへ飛ばしてしまえばいい。

・・・・

ではないのです。

 

 

実は、そんなことをしても逆効果。

 

そんなことをすると、

外してしまいたい自己イメージは、

かえって外せなくなるかもしれません。

 

なぜなら、否定したり嫌悪したりしているということは、

そこに過去の心の傷が隠れているからです。

 

何かの出来事や人の言葉によって、

あなたの心が傷ついた・・・・。

そのとき、過去の自分はこう思い込んだかもしれません。

 

「自分は〇〇しなければならないのだ」

「自分は〇〇してはいけないのだ」

「自分は、〇〇な性格なのだ」

 

これまで生きてきた中で、あなたは無意識のうちに、

こんな思い込みを自己イメージのレッテルとして、

自分自身に貼り付けてきたかもしれないのです。

 

………………………

 

心の傷には、まだ怒りや悲しみが疼いています。

その感情は「自己イメージ」をしっかりと貼り付ける

接着剤となっているかもしれません。

 

外してしまいたい「自己イメージ」に思いをはせるとき、

浮かんでくる感情や場面、言葉はないでしょうか。

 

まずは、心傷ついた自分がいたことに気づくこと。

 

次に、「傷ついた自分がいたこと」を認めること。

 

認めたら、その自分を受け入れまること。

 

認めるとは、「つらかったね。悲しかったね」という言葉とともに、

そのときの自分をすっぽり包み込んでやることです。

 

そうして心の傷を癒すと、

否定したり嫌悪したりしている

「自己イメージ」はやわらぎます。

 

緊張を失い、サラサラしたものに変わってきます。

言い換えれば、気にならなくなってくるのです。

 

もう要らない自己イメージを外すと言いましたが、

外す必要も、遠くへ飛ばす必要もないのです。

 

………………………

 

 

外したいと思っていた自己イメージが癒されると、

こうなりたいと「望む自己イメージ」も

不思議と生き生きとしたものになってきます。

 

疑いや不安がなくなり、

「ああ、大丈夫なんだなあ」

という確信の領域へと移っていくのです。

 

魂はポジティブもネガティブもすべて体験します。

ポジティブな自己イメージもネガティブな自己イメージも、

魂の体験には両方とも含まれています。

 

体験をまるごと受け入れ包み込み、

自分の中に統合することで、

人は成長し豊かになってゆくのです。

 

ということで、性格の悩みを解消するためのまとめです。

 

①「望む自己イメージ」を明確にする。

②「外したい自己イメージ」に隠れている心の傷に気づく。

③　心の傷を認め、受け入れる。

 

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