「あるヨギの自叙伝」より / この天体宇宙はまさに宇宙映画なのである。

こんにちは。
Fumiko です。
~~~~~~~~~
あるヨギの自叙伝からの抜粋です。
やっと半分過ぎまで読みました。
「こんな面白い本は初めて!」
というのも、この本には聖者が起こした数々の奇跡が紹介されているだけではなく、筆者のヨガナンダ自身の体験と神から降りてきたメッセージを通して、宇宙の真理が実に分かりやすく書かれているからです。
興味の尽きない内容なので、みなさんにもその抜粋をご紹介します。
第30章 奇跡の法則 より
わたしたちが生きている現象世界の成り立ちと宇宙との関係について書いてある章です。
「ちょうど映画の画像が、真実のごとく見えていながら、実際は単なる光と陰の合成にすぎないように、宇宙の諸現象もまた単なる幻影にすぎない。多種多様な生命体を擁するこの天体宇宙は、まさに宇宙映画なのである。すなわち、神の無限の創造光線によって人間意識のスクリーンの上に映し出された宇宙ドラマの立体映画を、人間の五感が真実のものと感じているにすぎないのである。」
その後、ヨガナンダは当時起こっていたヨーロッパ戦線 (第一次世界大戦) の凄惨な幻をありありと見て、神に問いかけます。
「主よ、あなたはなぜこのような惨劇を許しておかれるのですか」
それに対する神の答えです。
「万物は光と影で出来ている。形を表すにはこの両方が必要だ。それと同様に、マーヤの善と悪も、たえず優位を交替しあわなければならない。もしこの世に喜びばかり続いたら、だれが別の世界を求めよう?悩みがなかったら、人間は自分が捨てた永遠のすみかのことをほとんど思い出すことがないだろう。苦悩は、それを思い出させるための刺激の針なのだ。苦悩から抜け出す道は、英知によってのみ開かれる。死の悲劇も、真実ではない。死の前におののく者は、舞台の上で発射された空砲を本物と間違えて恐怖のために死んでしまう無知な俳優と同じだ。わたしの子らは、みな光の子なのだ。だから、やがてマーヤ (神の創造活動における魔術的力、つまり宇宙的幻影をつくり出す力) の迷夢から覚めるだろう。」
この章を書き終えたあとベッドの上で瞑想していると、ヨガナンダは自分の体が肉体的量感を失って幽体組織に変わり、空中に浮遊し揺れ動いている感覚の中にいることに気づきます。
「これが宇宙映画のからくりだ。お前のベッドの白いシーツのスクリーンの上に光が投射されて、そこにお前の体の影絵が出来ているだろう。ごらん、お前の体は、光以外の何物でもない」
ヨガナンダは、自分の腕を動かしてみますが、重みは全然感じられませんでした。
彼は、自分の肉体を固形視していた錯覚が完全に消えて、万物の本質が光であることを深く認識します。
そして、神に自分の肉体を天に引き上げてくれるよう懇願したとたん、重力の中に引き戻されてしまいます。
まだ、ヨガナンダがこの世を離れる時期ではなかったのですね。(*´▽`*)
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