その場面を俯瞰すると、人間関係も楽になってくる

こんにちは。

Fumiko です。

 

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物事にとらわれているとき、わたしたちはひとつの視点からしか見ていません。

視点は、実はひとつだけではなく、もっとたくさんあるはず。

今日は、「俯瞰してみる」上に浮き上がって眺めてみると、どんなふうに見えるかという話です。

 

気づいたら、ずっとそのことばかり考えているということ、ありませんか。

たとえば、学校や職場での人間関係。

「あの人は、きっとわたしを嫌っているにちがいない。だから、こんな嫌がらせをしてくるんだ」

 

ずっとそう思っているので、その人に対しては嫌悪や怒りの感情しか湧いてきません。

 

こんなとき、わたしたちは物事や状況をひとつの視点でしか見ていません。

「あの人はわたしな嫌がらせをする嫌なヤツ」という視点。

 

でも、本当にそうでしょうか。

ちょっと浮き上がって、その場面を俯瞰してみましょう。

自分を含めた登場人物たちが演じている舞台を、2階席から眺める感じです。

 

そうすると、ほら、別の面が見えてきませんか。

自分を嫌っていると思っている人をよく観察してみましょう。

そして、相手の気持ちを感じてみましょう。

たとえば、相手は心に満たされないものがあって、あなたに嫉妬しているのかもしれません。

「案外、さびしい人なんだなあ」とあなたの思いは変わるかもしれません。

さあ、それからどうするか。

 

相手の良いところをひとつでも見つけて、ほめる。

あるいは、何気ないことにも感謝の言葉をかける。

あなたは、そんな対応策を思いつくかもしれません。

 

状況を俯瞰してみると、相手に感じていた嫌悪感や怒りの感情はどう変化しているでしょう。

きっと、心が軽くなって広がったような感じがするかもしれません。

あなたの気持ちが変われば、相手の気持ちや態度も変化することでしょう。

そうすると、相手は「わたしを嫌っているから、嫌がらせをしてくる人」から、「人間関係やコミュニケーションについて教えてくれる人」へと変わっているかもしれません。

 

その場面を別の視点から見ると、まず自分の気持ちが変わる。

自分の気持ちや考えが変わると、相手も状況も変化します。

そうすると、人間関係も楽になってきます。

 

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