「チョリータ 女たちの南米最高峰」プリーツスカートでの登山
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こんにちは。
Fumiko です。
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わたしは「世界のドキュメンタリー」という番組が好きで、
いつも録画して見ています。
今回は、その中のひとつ
「チョリータ 女たちの南米最高峰」から
感動の言葉の数々をご紹介します。
2019年、ボリビア先住民族のチョリータと呼ばれる
5人の女性たちが南米最高峰の
アコンカグア(6962m)登頂を目指しました。
チョリータたちは、
先住民として更に女として
差別されてきました。
「わたしたちは、いつも炊事と洗濯だけ。どうしてと思う」
先住民の間では女人禁制と言われたきた
アコンカグアを目指すために、
彼女たちは何年もかけて地元社会を説得し、
資金を集め準備してきました。
民族衣装のプリーツスカートに
家事労働の象徴である風呂敷包みを背負っての登山。
5人のチョリータたちは、
先住民の女たちの代表という
使命感に燃えていたのですね。
実際に登頂できたのは、
年齢が若いエレナとリータの二人だけですが、
5人の笑顔と言葉は輝いていました。
ここにその言葉の一部を紹介します。
………………………
リディア(53歳、主婦)
わたしのアコンカグアは成功よ。
楽しんだもの。
登頂できなかったことなんて問題じゃないの。
いつでも胸を張って前に進むわ。
私の喜びを奪うことは誰にもできない。
私はもう若くないけど、
心はまだ若いまま。
「自分らしく生きなさい」
母によく言われた。
「そうしないと人生に押しつぶされる」って。
押しつぶされないように、
自分らしく生きたいの。
一番うれしかったのは、
この景色を見られたこと。
それだけで満足よ。
挫折だなんて思わない。
挫折とは挑戦しないことよ。
わたしはここまで来たんだもの。
エレナ (21歳、主婦、山岳ガイドの夫を手伝い荷物運びをすることも)
わたしは誰の役にも立たない
ただの田舎者だと思ってきた。
教育も受けてないし何の取り柄もない。
でも、誰かの役に立つ日がいつか訪れると
いつも言い聞かせてきた。
まるで夢みたい。
「わたしは強いんだって」
親に捨てられ、ひとりで生きてきた私が
南米最高峰のアコンカグアに向き合っているんだもの。
今この瞬間、自分の強さを感じる。
「やってやる」って。
神様が私をここに遣わしたなら、
やるしかないじゃない。
いつか年を取って人生を振り返るとき、
思い出すのは、台所や誰かのための荷物運びじゃない。
今日この時を思い出すわ。
わたしたちチョリータの手が
空に届いた日のことを。
………………………
セシリア(34歳、家政婦)
時には歓迎し、時には拒絶する。
それが山なんだと思う。
今日は山が私を受け入れなかった。
だから下山するしかなかった。
でも、これからも登山を楽しむ。
諦めたりしない。
ドラ(55歳、主婦)
身を粉にして働いて
娘たちには同じ苦労をさせなかった。
苦しかったけど、それはわたしの誇り。
やり遂げたのよ。
今は娘や孫たちに囲まれ
穏やかに暮らしているわ。
幸せよ。
リータ(?歳、教師)
私がみんなに見せたかったのは、
夢は叶うということ。
登頂してわかった。
自分で限界を決めてはいけない。
まだすべきことはたくさんある。
登頂はその出発点。
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