「安全なんだ。大丈夫なんだ」 / 抱っこは安心の元

著者プロフィールはこちらからもご覧になれます。
こんにちは。
Fumikoです。
抱っこの話です。
猫が、わたしの腕の中でうっとりと目を閉じています。
安心しきっている感じ。
やはり、抱っこって大事なんですね。
この黒白猫は、野良の子猫でした。
娘が拾ってきたのを、我が家で飼うハメになったのです。
ハメと言っても、猫好きのわたしには大歓迎ですが。(笑)
この猫は、拾ってから半年くらいまでは、
エサをもらうときにも「フーッ!」とわたしを威嚇していました。
「エサをもらうときくらい、もっと友好的になれないの?」
わたしは、ブツブツ言いながらエサを与えていたものです。
ところが、8か月経った今では、
座っていると膝に乗るやら、足にまとわりつくやら。
わたしの腕の中で、猫は心地よさげに目を閉じ、喉を伸ばしてきます。
こんな猫のつぶやきが聞こえるようです。
「ここは安全なんだ。大丈夫なんだ」
この地球に生まれてくると、危険がいっぱい。
だから、しっかりと抱いてもらうと、
基本的な安全欲求が満たされるのでしょう。
これは猫も人間も同じことなのだと思います。
猫も人間も哺乳類という動物なのですから。
とは言え、わたしたちは様々なストーリーを設定して転生してきます。
なので、十分に抱っこしてもらえなかった場合も多々あります。
「なぜか、いつも不安だ」
「心に安心感がない」という人は、
抱っこという安全欲求が満たされていなかったのかもしれません。
でも、大丈夫。
そんな自分を癒す方法はあります。
セッションの中で、親に何をしてもらいたいかと訊くと、
たいていのお客様は「抱っこしてもらいたい」と言われます。
イメージの中で、お母さんにしっかり抱っこしてもらいます。
すると、お母さんの身体の匂い、柔らかさ、暖かさを
たっぷりと感じることができるのです。
イメージの中で、お父さんのあぐらにすっぽりと包まれます。
ゴツゴツした膝の上でも心地よいのです。
お父さんの匂い、暖かさ、声を全身で感じます。
イメージの中でも親にしっかり抱いてもらうと、
身体が安心感に満たされます。
流れる涙ととともに、ずっと我慢してきた感情が
身体の外へ流れ出ます。
身体が安心すると、
心にも安心感が広がるのです。
やはり、抱っこは安心の元なのだなあと思います。
関連記事
💛 この人生は宇宙からの贈物
💛 宇宙はいつもあなたを応援しています。
ホームページは こちら をクリックしてください。